百人一首

百人一首第31番 坂上是則『朝ぼらけ』背景を解説。夜明けの光に、有明の月と見まがうほど白く降り積もった吉野の雪を詠んだ一首です。

百人一首第30番 壬生忠岑『有明の』の意味と背景を解説。つれない別れの朝、有明の月とともに心が冷えていく切なさを詠んだ一首です。

百人一首第29番 凡河内躬恒『心あてに』背景を解説。霜と白菊を見分けようとする繊細なまなざしと、静かな探りの気配が美しい一首です。

百人一首第28番 源宗于『山里は』の意味と背景を解説。冬の山里に、人の気配も草の緑も失われる寂しさが重なる情景を詠んだ一首です。

百人一首第27番 中納言兼輔『みかの原』背景を解説。見た記憶すらないのに恋しく思う――理屈を超えた恋心を泉川に重ねて詠んだ一首です。

百人一首第26番 貞信公『小倉山』背景を解説。紅葉に心があるなら、天皇の行幸をもう一度待ってほしいという敬意と願いがこもった一首です。

百人一首第25番 三条右大臣『名にし負はば』の意味と背景を解説。人に知られず逢いたいという願いに、言葉遊びと秘めた恋心が光る一首です。

百人一首第24番 菅原道真『このたびは』の意味と背景を解説。紅葉を神への手向けとし、自然と信仰が溶け合う旅の祈りを詠んだ一首です。

百人一首第23番 大江千里『月見れば』の意味と背景を解説。秋の月を見て、誰の心にも宿る寂しさに共鳴する静かな感傷の一首です。

百人一首第22番 文屋康秀『吹くからに』の意味と背景を解説。秋の山風の力を観察し、嵐という言葉の由来に納得する知的な一首です。