飯田蛇笏の俳句まとめ ― 生涯・作風・名句・俳句一覧 ―
飯田蛇笏とは(プロフィール)
飯田蛇笏(1885–1962)は「ホトトギス」派を代表する俳人で、山梨の自然や山岳の景を深い精神性とともに詠んだ俳壇の重鎮です。静かな写生と重厚な余韻を持つ句は、今も多くの俳句ファンに愛されています。
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※ランキングは、当サイト内のアクセス数(直近データ)とことばあそびの詩唄での内部評価(わたぼうし調べ)をもとにしています。
🥇 第1位
くろがねの 秋の風鈴 なりにけり
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🥈 第2位
をりとりて はらりとおもき すすきかな
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🥉 第3位
凪ぎわたる 地はうす眼して 冬に入る
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✔蛇笏の魅力が凝縮された3句です。
それぞれの背景や味わいは、解説記事でゆっくりお楽しみください。
季節から蛇笏の句を楽しむ
🌸 春の句へ
春の句一覧
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胸にやわらぐ光、
芽吹きの気配をたどる季節。

🌻 夏の句へ
夏の句一覧
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強い陽ざしと
生命の鼓動が響く、躍動の季節。

🍁 秋の句へ
秋の句一覧
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静まる風に色づく日々、
深まりゆく情緒の季節。

❄ 冬の句へ
冬の句一覧
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澄んだ空気と
静けさに包まれる、深い余白の季節。

飯田蛇笏の俳句一覧(俳句リスト)
※俳句ごとの季語と季節、解説ページへのリンクをまとめています。
🌸 春の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 雪解や 渡舟(わたし)に馬の おとなしき | 雪解 | 春 | 解説ページへ |
| 春めきて ものの果てなる 空の色 | 春めきて | 春 | 解説ページへ |
| ぱつぱつと 紅梅老樹 花咲けり | 紅梅 | 春 | 解説ページへ |
| 地に近く 咲きて椿の 花おちず | 椿 | 春 | 解説ページへ |
| 古き世の 火の色うごく 野焼かな | 野焼き | 春 | 解説ページへ |
🌻 夏の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 藍々と 五月の穂高 雲をいづ | 五月 | 夏 | 解説ページへ |
| 打水の ころがる玉を 見て通る | 打水 | 夏 | 解説ページへ |
| 泉石を 外づれる滝や 青嵐 | 青嵐 | 夏 | 解説ページへ |
| 月の窓に ものの葉うらの ほたるかな | 蛍 | 夏 | 解説ページへ |
| ほこりだつ 野路の雨あし 夏薊 | 薊 | 夏 | 解説ページへ |
🍁 秋の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| くろがねの 秋の風鈴 なりにけり | 秋 | 秋 | 解説ページへ |
| をりとりて はらりとおもき すすきかな | 芒 | 秋 | 解説ページへ |
| 秋草を とりてひややか 菩提心 | 秋草 | 秋 | 解説ページへ |
| 地と水と 人をわかちて 秋日澄む | 秋日澄む | 秋 | 解説ページへ |
| 滝津瀬に 三日月の金 さしにけり | 三日月 | 秋 | 解説ページへ |
| 鉱山の ひぐらし遠く なりにけり | ひぐらし | 秋 | 解説ページへ |
| 秋蝉の なきしづみたる 雲の中 | 秋蝉 | 秋 | 解説ページへ |
| 黄落の つづくかぎりの 街景色 | 黄落 | 秋 | 解説ページへ |
| 稲雀 大菩薩嶺は ひるかすむ | 稲雀 | 秋 | 解説ページへ |
| 盆波や いのちをきざむ 崕づたひ | 盆波 | 秋 | 解説ページへ |
❄ 冬の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 山深き 瀬に沿ふ道の 寒早 | 冬早 | 冬 | 解説ページへ |
| 枯山に はるか一つの 葬を見る | 枯山 | 冬 | 解説ページへ |
| 凪ぎわたる 地はうす眼して 冬に入る | 冬に入る | 冬 | 解説ページへ |
| 除夜の鐘 幾谷こゆる 雪の闇 | 除夜の鐘 | 冬 | 解説ページへ |
| むささびに 降りやむ雪の なほ散れる | むささび | 冬 | 解説ページへ |
