杉田久女の俳句まとめ ― 生涯・作風・名句・俳句一覧 ―
杉田久女とは(プロフィール)
杉田久女(すぎた ひさじょ/1890–1946)は、近代俳句を代表する女性俳人の一人です。高浜虚子に師事し、家庭や母としての思い、女性の息づかいを細やかに詠んだ句で知られます。
華やかさと孤独感が同居する独特の感性で、日常の瞬間を鋭くとらえた作品を多く残しました。
杉田久女の記事から読む(最新記事・人気記事)
最新記事や人気記事から、
気になる投稿を見つけてみてください。
俳句の最新記事ベスト3
俳句の人気記事ベスト3
代表作ベスト3
※ランキングは、当サイト内のアクセス数(直近データ)とことばあそびの詩唄での内部評価(わたぼうし調べ)をもとにしています。
🥇 第1位
花衣 ぬぐやまつはる 紐いろいろ
👉 詳しい解説へ

🥈 第2位
東風吹くや 耳現はるゝ うなゐ髪
👉 詳しい解説へ

🥉 第3位
あてもなく 子探し歩く 芒かな
👉 詳しい解説へ

✔久女の魅力が凝縮された3句です。
それぞれの背景や味わいは、解説記事でゆっくりお楽しみください。
季節から久女の句を楽しむ
🌸 春の句へ
春の句一覧
👉 春の俳句セクションへ移動する
胸にやわらぐ光、
芽吹きの気配をたどる季節。

🌻 夏の句へ
夏の句一覧
👉 夏の俳句セクションへ移動する
強い陽ざしと
生命の鼓動が響く、躍動の季節。

🍁 秋の句へ
秋の句一覧
👉 秋の俳句セクションへ移動する
静まる風に色づく日々、
深まりゆく情緒の季節。


杉田久女の俳句一覧(季節別・当サイト掲載分)
※当ページでは「ことばあそびの詩唄」で紹介した杉田久女の俳句を、春・夏・秋の季節順にまとめています。(冬の句は今後追加予定です)
🌸 春の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 東風吹くや 耳現はるゝ うなゐ髪 | 東風吹く | 春 | 解説ページへ |
| 花衣 ぬぐやまつはる 紐いろいろ | 花衣 | 春 | 解説ページへ |
| 梅林の そぞろ歩きや 筧鳴る | 梅林 | 春 | 解説ページへ |
| 春蘭に くちづけ去りぬ 人居ぬま | 春蘭 | 春 | 解説ページへ |
| 春雷や 俄に変る 洋の色 | 春雷 | 春 | 解説ページへ |
🌻 夏の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 玄海に 連なる漁火や 窓涼み | 涼み | 夏 | 解説ページへ |
| 睡蓮や 鬢に手あてて 水鏡 | 睡蓮 | 夏 | 解説ページへ |
| 赤き月 はげ山登る 旱かな | 旱 | 夏 | 解説ページへ |
| 帰省子の 琴のしらべを きく夜かな | 帰省子 | 夏 | 解説ページへ |
| 常夏の 碧き潮あび わがそだつ | 常夏 | 夏 | 解説ページへ |
🍁 秋の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 新涼や 紫苑をしのぐ 草の丈 | 新涼 | 秋 | 解説ページへ |
| あてもなく 子探し歩く 芒かな | 芒 | 秋 | 解説ページへ |
| 書肆の灯に そぞろ読む書も 秋めけり | 秋めく | 秋 | 解説ページへ |
| 色づきし 梢の柚より 山の秋 | 秋の山 | 秋 | 解説ページへ |
| 銀河濃し 救ひ得たりし 子の命 | 銀河 | 秋 | 解説ページへ |
❄ 冬の句(準備中)
※現在、冬の句は未公開です。公開次第こちらに追加します。
