向井去来の俳句まとめ ― 生涯・作風・名句・俳句一覧 ―
向井去来とは(プロフィール)
向井去来(むかい きょらい/1651–1704ごろ)は、京都・嵯峨を拠点に活躍した芭蕉門の重鎮。嵯峨野の別荘「落柿舎」に芭蕉を迎えたことで知られ、静けさと余情にみちた句風が特徴です。
月・雪・花など古典的な題材を、簡素な言葉で深い心情へとひらく句を多く残しました。
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※ランキングは、当サイト内のアクセス数(直近データ)とことばあそびの詩唄での内部評価(わたぼうし調べ)をもとにしています。
🥇 第1位
岩鼻や ここにもひとり 月の客
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🥈 第2位
絵の中に 居るや山家の 雪げしき
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🥉 第3位
をととひは あの山越つ 花盛り
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✔去来の魅力が凝縮された3句です。
それぞれの背景や味わいは、解説記事でゆっくりお楽しみください。
季節から去来の句を楽しむ
🌸 春の句へ
春の句一覧
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胸にやわらぐ光、
芽吹きの気配をたどる季節。

🌻 夏の句へ
夏の句一覧
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強い陽ざしと
生命の鼓動が響く、躍動の季節。

🍁 秋の句へ
秋の句一覧
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静まる風に色づく日々、
深まりゆく情緒の季節。

❄ 冬の句へ
冬の句一覧
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澄んだ空気と
静けさに包まれる、深い余白の季節。

向井去来の俳句一覧(季節別・当サイト掲載分)
※当ページでは「ことばあそびの詩唄」で紹介した向井去来の俳句を、春・夏・秋・冬の季節順にまとめています。
🌸 春の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 何事ぞ 花みる人の 長刀(なががたな) | 花見 | 春 | 解説ページへ |
| 鶯の 鳴や餌ひろふ 片手にも | 鶯 | 春 | 解説ページへ |
| をととひは あの山越つ 花盛り | 花盛り | 春 | 解説ページへ |
| あそぶとも ゆくともしらぬ 燕かな | 燕 | 春 | 解説ページへ |
| 手をはなつ 中に落ちけり 朧月 | 朧月 | 春 | 解説ページへ |
🌻 夏の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 滝壺も ひしげと雉の ほろゝ哉 | 滝壺 | 夏 | 解説ページへ |
| 心なき 代官殿や ほとゝぎす | 時鳥 | 夏 | 解説ページへ |
| 蛍火や 吹とばされて 鳰のやみ | 蛍火 | 夏 | 解説ページへ |
| うのはなの 絶間たたかん 闇の門 | 卯の花 | 夏 | 解説ページへ |
| 立ありく 人にまぎれて すゞみかな | 涼み | 夏 | 解説ページへ |
🍁 秋の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 岩鼻や ここにもひとり 月の客 | 月 | 秋 | 解説ページへ |
| 松杉も おかめと晴るる 秋の雲 | 秋の雲 | 秋 | 解説ページへ |
| 眠たる 目をあらはばや 秋の水 | 秋の水 | 秋 | 解説ページへ |
| 朝あらし あまたの上を 渡り鳥 | 渡り鳥 | 秋 | 解説ページへ |
| 尻なでて 落馬さするな 花すすき | 花すすき | 秋 | 解説ページへ |
❄ 冬の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 山畑や 青みのこして 冬構へ | 冬構 | 冬 | 解説ページへ |
| 霜月や 日ませにしけて 冬籠 | 冬籠 | 冬 | 解説ページへ |
| 木枯の 地にも落さぬ しぐれ哉 | 凩 | 冬 | 解説ページへ |
| 旅人の 外は通らず 雪の朝 | 雪の朝 | 冬 | 解説ページへ |
| 絵の中に 居るや山家の 雪げしき | 雪景色 | 冬 | 解説ページへ |
