森川許六の俳句まとめ ― 生涯・作風・名句・俳句一覧 ―
森川許六とは(プロフィール)
森川許六(もりかわ きょりく/1656–1715)は、近江彦根藩の300石取りの武士であり、俳人・画家としても活躍した人物です。漢詩や狩野派の絵画、武芸にも秀で、1692年に松尾芭蕉へ入門して蕉門十哲の一人となりました。
俳諧だけでなく俳論や編集、画業にも力を注ぎ、俳諧と絵画を融合させた独自の芸術世界を築いたことで知られています。
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※ランキングは、当サイト内のアクセス数(直近データ)とことばあそびの詩唄での内部評価(わたぼうし調べ)をもとにしています。
🥇 第1位
卯の花に 蘆毛の馬の 夜明哉
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🥈 第2位
のびのびて 衰ふ菊や 秋の暮
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🥉 第3位
春過ぎて 夏来にけらし 白牡丹
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✔許六の魅力が凝縮された3句です。
それぞれの背景や味わいは、解説記事でゆっくりお楽しみください。
季節から許六の句を楽しむ
🌸 春の句へ
春の句一覧
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胸にやわらぐ光、
芽吹きの気配をたどる季節。

🌻 夏の句へ
夏の句一覧
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強い陽ざしと
生命の鼓動が響く、躍動の季節。

🍁 秋の句へ
秋の句一覧
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静まる風に色づく日々、
深まりゆく情緒の季節。


森川許六の俳句一覧(季節別・当サイト掲載分)
※当ページでは「ことばあそびの詩唄」で紹介した森川許六の俳句を、春・夏・秋の季節順にまとめています。冬の句は現在準備中です。
🌸 春の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 田子の浦に 富士の高根や 御代の春 | 御代の春 | 春 | 解説ページへ |
| けふの春 雪ふつたる 事もあり | 今日の春 | 春 | 解説ページへ |
| 近江とや 都にちかき はな曇り | 花曇り | 春 | 解説ページへ |
| 行春に 佐渡や越後の 鳥曇り | 行春 | 春 | 解説ページへ |
| からからと 猫のあがるや むめの花 | 梅の花 | 春 | 解説ページへ |
🌻 夏の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 卯の花に 蘆毛の馬の 夜明哉 | 卯の花 | 夏 | 解説ページへ |
| やまぶきも 巴も出る 田うへかな | 田植え | 夏 | 解説ページへ |
| 照りつける さらしの上や 雲の峯 | 雲の峯 | 夏 | 解説ページへ |
| 春過ぎて 夏来にけらし 白牡丹 | 白牡丹 | 夏 | 解説ページへ |
| 夏の月 旅の笠寺 いざぬがむ | 夏の月 | 夏 | 解説ページへ |
🍁 秋の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| ない袖を 振て見せたる 尾花哉 | 尾花 | 秋 | 解説ページへ |
| のびのびて 衰ふ菊や 秋の暮 | 秋の暮 | 秋 | 解説ページへ |
| 大きなる 家ほど秋の ゆふべかな | 秋 | 秋 | 解説ページへ |
| 一番に かがしをこかす 野分かな | 野分 | 秋 | 解説ページへ |
| 鵲の 橋かけわたせ 佐渡の雁 | 雁 | 秋 | 解説ページへ |
❄ 冬の句(準備中)
現在、「ことばあそびの詩唄」で紹介している森川許六の冬の俳句は準備中です。
新しい記事を公開し次第、この欄に冬の句を追加いたします。
