各務支考の俳句まとめ ― 生涯・作風・名句・俳句一覧 ―
各務支考とは(プロフィール)
各務支考(かがみ しこう/1665–1731)は、美濃国出身の俳人で、松尾芭蕉の高弟として知られる蕉門の中心人物。芭蕉の最期を看取った門弟としても著名で、その句風は静かな情感と深い観照に満ちています。
自然の気配を繊細に描く一方、生活に寄り添った温かさもあり、”蕉風をもっともよく伝える俳人”と評されます。
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※ランキングは、当サイト内のアクセス数(直近データ)とことばあそびの詩唄での内部評価(わたぼうし調べ)をもとにしています。
🥇 第1位
しら菊は 白しむかしの 物がたり
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🥈 第2位
明星の 東へちろり 夜の雛
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🥉 第3位
梅が香の 筋に立よる 初日哉
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✔支考の魅力が凝縮された3句です。
それぞれの背景や味わいは、解説記事でゆっくりお楽しみください。
季節から支考の句を楽しむ
🌸 春の句へ
春の句一覧
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胸にやわらぐ光、
芽吹きの気配をたどる季節。

🌻 夏の句へ
夏の句一覧
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強い陽ざしと
生命の鼓動が響く、躍動の季節。

🍁 秋の句へ
秋の句一覧
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静まる風に色づく日々、
深まりゆく情緒の季節。


各務支考の俳句一覧(季節別・当サイト掲載分)
※当ページでは「ことばあそびの詩唄」で紹介した各務支考の俳句を、春・夏・秋・冬の季節順にまとめています。
🌸 春の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 梅が香の 筋に立よる 初日哉 | 初日 | 春 | 解説ページへ |
| ちりぢりに 春やぼたんの 花の上 | 春 | 春 | 解説ページへ |
| ほのかなる 梅の雫や 淡路島 | 梅 | 春 | 解説ページへ |
| 鳥の音も 絶ず家陰の 花椿 | 花椿 | 春 | 解説ページへ |
| 明星の 東へちろり 夜の雛 | 雛 | 春 | 解説ページへ |
🌻 夏の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| ひだるさを うなづきあひぬ 百合の花 | 百合の花 | 夏 | 解説ページへ |
| 昼顔の 砂踏崩す 暑さ哉 | 昼顔 | 夏 | 解説ページへ |
| 雨蛙 まてよ木末の 五月闇 | 雨蛙 | 夏 | 解説ページへ |
| こもらばや 百日紅の ちる日迄 | 百日紅 | 夏 | 解説ページへ |
| かざしてや 扇にへだつ 蝉の声 | 蝉 | 夏 | 解説ページへ |
🍁 秋の句
| 俳句 | 季語 | 季 | 解説 |
|---|---|---|---|
| 一筋の 糸よりかなし 今朝の秋 | 今朝の秋 | 秋 | 解説ページへ |
| 芋を煮る 火のはた恋し けふの月 | 芋 | 秋 | 解説ページへ |
| 鉢ひらき 彼岸にわたる 小鳥かな | 彼岸 | 秋 | 解説ページへ |
| しら菊は 白しむかしの 物がたり | 菊 | 秋 | 解説ページへ |
| 一雨の しめり渡らぬ 薄かな | 芒 | 秋 | 解説ページへ |
❄ 冬の句(準備中)
※現在、冬の句は未公開です。公開次第こちらに追加します。
