🌸今週も、月は俳句・火は偉人・水は俳句・木は百人一首・金は短歌をお届けします🌿

与謝野晶子の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―

与謝野晶子の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―「おばしまに おもひはてなき 身をもたせ 小萩をわたる 秋の風見る」与謝野晶子短歌イメージ画像

与謝野晶子とは(プロフィール)

与謝野晶子(よさの あきこ/1878–1942)は、情熱的な恋の歌で近代短歌に新しい声をもたらした歌人です。率直な感情表現と、女性の身体や心を自らの言葉で語る姿勢は、当時の短歌観を大きく揺さぶりました。

一方で、四季の移ろいや日常の寂しさを静かに詠んだ歌も多く、強さと繊細さを併せ持つ作風が魅力です。

本ページでは、晶子の短歌を代表作ベスト3と季節別一覧で紹介します。

👉 与謝野晶子|Wikipediaはこちら

与謝野晶子の記事から読む(最新記事・人気記事)

最新記事や人気記事から、
気になる投稿を見つけてみてください。

👉与謝野晶子に関する記事一覧はこちら

サイト運営者が選ぶベスト3(わたぼうし選)

ここでは、「ことばあそびの詩唄」で紹介してきた晶子の短歌の中から、わたぼうし&末吉コンビが選んだお気に入りベスト3をご紹介します。

🥇 第1位

秋来れば 恋も命も 水色の
光の絹と なりてはためく
👉 詳しい解説へ

与謝野晶子の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―「秋来れば 恋も命も 水色の 光の絹と なりてはためく」与謝野晶子短歌イメージ画像

秋が来ると、恋も命も、水色の光の絹のように軽やかに揺れ動く――恋と生の高まりを、色と質感で表した一首。

末吉
末吉

“恋も命も”を同列に置いて、しかも“水色の光の絹”。発想が一気に跳ぶよね。

わたぼうし
わたぼうし

感情がそのまま布みたいに風に揺れている感じがする。晶子って、心を“形”で見せるのが本当にすごい。

末吉
末吉

説明しなくても伝わる強さがある。1位に置くなら、この歌が一番しっくりくるね。

🥈 第2位

人かへさず 暮れむの春の 宵ごこち
小琴にもたす 乱れ乱れ髪
👉 詳しい解説へ

与謝野晶子の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―「人かへさず 暮れむの春の 宵ごこち 小琴にもたす 乱れ乱れ髪」与謝野晶子短歌イメージ画像

人を帰さず引き留めるような春の宵。その気分に身をゆだね、小琴を抱えたまま、乱れた髪でいる姿が描かれる。

末吉
末吉

これはもう、晶子の代名詞級だよね。“乱れ乱れ髪”の破壊力。

わたぼうし
わたぼうし

有名だけど、読むたびに生々しい。恋の高揚も、女性としての自分も、全部ここにある気がする。

末吉
末吉

有名だからこそ、2位に置いて“晶子はこれだけじゃない”って示せるのもいいバランスだね。

🥉 第3位

秋の日は さびし切なし 部屋の棚
あらゆる花を もて飾れども
👉 詳しい解説へ

与謝野晶子の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―「秋の日は さびし切なし 部屋の棚 あらゆる花を もて飾れども」与謝野晶子短歌イメージ画像

秋の日のどうしようもない寂しさの中、部屋の棚にあらゆる花を飾ってみても、その心は埋まらない。

末吉
末吉

行為は華やかなのに、気持ちは満たされない。そのズレがいい。

わたぼうし
わたぼうし

激しい恋の歌だけじゃなく、こんな静かな孤独も詠めるのが晶子なんだよね。

末吉
末吉

読み終わったあとに、余韻だけが残る。3位にふさわしい一首だと思う。

季節から読む与謝野晶子の短歌

🌸 春の短歌へ

春の短歌一覧
👉 春の短歌セクションへ移動する
胸にやわらぐ光、
芽吹きの気配をたどる季節。

与謝野晶子の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―「うつくしき 花屋が妻の 朝髪と わが袖と吹く 春の風かな」与謝野晶子短歌イメージ画像

🌻 夏の短歌へ

夏の短歌一覧
👉 夏の短歌セクションへ移動する
強い陽ざしと
生命の鼓動が響く、躍動の季節。

与謝野晶子の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―「夏花の すがたは細き くれなゐに 真昼いきむの 恋よこの子よ」与謝野晶子短歌イメージ画像

🍁 秋の短歌へ

秋の短歌一覧
👉 秋の短歌セクションへ移動する
静まる風に色づく日々、
深まりゆく情緒の季節。

与謝野晶子の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―「秋風に こすもすの立つ 悲しけれ 危うき中の よろこびに似て」与謝野晶子短歌イメージ画像

❄ 冬の短歌へ

冬の短歌一覧
👉 冬の短歌セクションへ移動する
澄んだ空気と
静けさに包まれる、深い余白の季節。

与謝野晶子の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―「ふりそでの 雪輪に雪の けはひすや 橋のかなたに かへりみぬ人」与謝野晶子短歌イメージ画像

与謝野晶子の短歌一覧(季節別・当サイト掲載分)

※当ページでは「ことばあそびの詩唄」で紹介した与謝野晶子の短歌を、春・夏・秋・冬の順にまとめています。

🌸 春の短歌

短歌季節解説
うつくしき 花屋が妻の 朝髪と わが袖と吹く 春の風かな 解説ページへ
早春の 銀の屏風に 新しき 歌書くさまの 梅の花かな 解説ページへ
春の夢 ながく醒めざる 人なれば 四月の後も 花を思へり 解説ページへ
人かへさず 暮れむの春の 宵ごこち 小琴にもたす 乱れ乱れ髪 解説ページへ
春三月 柱おかぬ琴に 音たてぬ ふれしそぞろの 宵の乱れ髪 解説ページへ

🌻 夏の短歌

短歌季節解説
夏花の すがたは細き くれなゐに 真昼いきむの 恋よこの子よ 解説ページへ
五月雨も むかしに遠き 山の庵 通夜する人に 卯の花いけぬ 解説ページへ
夕ふるは なさけの雨よ 旅の君 ちか道とはで 宿とりたまへ 解説ページへ
さはいへど そのひと時よ まばゆかり 夏の野しめし 白百合の花 解説ページへ
おりたちて うつつなき身の 牡丹見ぬ そぞろや夜を 蝶のねにこし 解説ページへ

🍁 秋の短歌

短歌季節解説
秋風に こすもすの立つ 悲しけれ 危うき中の よろこびに似て 解説ページへ
秋来れば 恋も命も水色の 光の絹と なりてはためく 解説ページへ
秋の空 冷たき水の 中に立つ うら悲しさを 語る月かな 解説ページへ
秋の雲 はかな心の 人待に 涙ながして ありとおもひぬ 解説ページへ
おのが路 見出でしやうに 月影を たのみて水の 走る川かな 解説ページへ
天の川 そひねの床の とばりごしに 星のわかれを すかし見るかな 解説ページへ
おばしまに おもひはてなき 身をもたせ 小萩をわたる 秋の風見る 解説ページへ
君ゆくと その夕ぐれに 二人して 柱にそめし 白萩の歌 解説ページへ
日もすがら 石を叩けり 我よりも 愁はしげなる 秋の雨かな 解説ページへ
秋の日は さびし切なし 部屋の棚 あらゆる花を もて飾れども 解説ページへ

❄ 冬の短歌

短歌季節解説
傘さして 去にたる人を にくみけり その雪の傘 うつくしきため 解説ページへ
霜ばしら 冬は神さへ のろはれぬ 日ごと折らるる しろがねの櫛 解説ページへ
冬の夜も うすくれなゐの 紙のはし 散れる灯かげは 心ときめく 解説ページへ
北国の 雪のやうなり 野あかりに 残月ありぬ すずしろの花 解説ページへ
うす雪や 梅をかざせば 羽子板の 鷺娘より なまめかしけれ 解説ページへ
あな恋し 琥珀の色の 冬の日の 中に君あり 椿となりて 解説ページへ
雪の日の 門の口より 見ゆるなり 黒くめでたき 馬の前脚 解説ページへ
冬は憂し 木立も上の 大ぞらも 牛の角かと 思ふ色する 解説ページへ
舞ごろも 五たり紅の 草履して 河原に出でぬ 千鳥のなかに 解説ページへ
ふりそでの 雪輪に雪の けはひすや 橋のかなたに かへりみぬ人 解説ページへ

関連ページ・一覧リンク集

※本ページにはGoogle AdSense広告が含まれています。

☕ ことばあそびの詩唄を応援中

📖 俳句ランキング
にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
📖 短歌ランキング
にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
📚 日々のことばを綴った詩日記、
「詩小径」をのぞいてみませんか?
そっと置かれた俳句と短歌が、あなたを待っています。