🌸今週も、月は俳句・火は偉人・水は俳句・木は百人一首・金は短歌をお届けします🌿

若山牧水の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―

若山牧水の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―「秋風の ゆふべのそらに ひともとの けやきの梢 吹かれて立てり」若山牧水短歌イメージ画像

若山牧水とは(プロフィール)

若山牧水(わかやま ぼくすい/1885–1928)自然と旅、酒をこよなく愛した歌人。山・川・空・風などの自然を、率直で澄んだ言葉で詠み、孤独や放浪の心情を重ねた短歌を多く残しました。

情景と心が静かに重なる作風は、今も多くの読者に親しまれています。

👉 若山牧水|Wikipediaはこちら

若山牧水の記事から読む(最新記事・人気記事)

最新記事や人気記事から、
気になる投稿を見つけてみてください。

👉若山牧水に関する記事一覧はこちら

サイト運営者が選ぶベスト3(わたぼうし選)

ここでは、「ことばあそびの詩唄」で紹介してきた牧水の短歌の中から、わたぼうし&末吉コンビが選んだお気に入りベスト3をご紹介します。

🥇 第1位

風もなき 秋の日一葉 また一葉
おつる木の葉の うらまるるかな
👉 詳しい解説へ

若山牧水の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―「風もなき 秋の日一葉 また一葉 おつる木の葉の うらまるるかな」若山牧水短歌イメージ画像

風もない静かな秋の日に、葉が一枚、また一枚と落ちていく。その自然な落下の姿に、説明できない切なさや、胸の奥に残る余韻を感じ取っている。

末吉
末吉

何も起きてないのに、心だけが動く瞬間だね……

わたぼうし
わたぼうし

落ちる理由を探さないところが、牧水らしい。“うらまるるかな”は、自然というより自分自身への言葉だと思う。

🥈 第2位

月の夜半 酔ざめの身の とぼとぼと
あゆめる街の 夏の木の影
👉 詳しい解説へ

若山牧水の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―「月の夜半 酔ざめの身の とぼとぼと あゆめる街の 夏の木の影」若山牧水短歌イメージ画像

夜更け、酒がさめて一人歩く街。夏の木の影が伸びる道に、孤独と静かな現実感がにじんでいる。

末吉
末吉

この“とぼとぼ”が、もう全部語ってる気がする。

わたぼうし
わたぼうし

旅でも自然でもなく、“街”をこう詠めるのが牧水の強さ。情けなさを美化しないところがいい。

🥉 第3位

ひとしきり あはく雪ふり 月照りぬ
水のほとりの 落葉の木立
👉 詳しい解説へ

若山牧水の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―「ひとしきり あはく雪ふり 月照りぬ 水のほとりの 落葉の木立」若山牧水短歌イメージ画像

淡く雪が降り、月が照らす水辺。冬の静けさの中に、時間が止まったような透明な情景が広がる。

末吉
末吉

音が消える感じがするね。世界が白く息をひそめてる。

わたぼうし
わたぼうし

“あはく”と“月照りぬ”の距離感が絶妙。感情を足さず、景だけで心を動かす牧水の真骨頂だね。

季節から読む若山牧水の短歌

🌸 春の短歌へ

春の短歌一覧
👉 春の短歌セクションへ移動する
胸にやわらぐ光、
芽吹きの気配をたどる季節。

若山牧水の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―「春寒き みそらの星の しめらへる この東明を 風吹き立ちぬ」若山牧水短歌イメージ画像

🌻 夏の短歌へ

夏の短歌一覧
👉 夏の短歌セクションへ移動する
強い陽ざしと
生命の鼓動が響く、躍動の季節。

若山牧水の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―「樹々の間に 白雲見ゆる 梅雨晴の 照る日の庭に 妻は花植う」若山牧水短歌イメージ画像

🍁 秋の短歌へ

秋の短歌一覧
👉 秋の短歌セクションへ移動する
静まる風に色づく日々、
深まりゆく情緒の季節。

若山牧水の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―「たけたかき ダリアの園に ほそほそと 吹く秋風は 雨の如しも」若山牧水短歌イメージ画像

❄ 冬の短歌へ

冬の短歌一覧
👉 冬の短歌セクションへ移動する
澄んだ空気と
静けさに包まれる、深い余白の季節。

若山牧水の短歌まとめ ― 生涯・作風・名歌・短歌一覧 ―「星あをく ながれて闇に かげひきぬ わがふところ手 さむし街路ゆく」若山牧水短歌イメージ画像

若山牧水の短歌一覧(季節別・当サイト掲載分)

※当ページでは「ことばあそびの詩唄」で紹介した若山牧水の短歌を、春・夏・秋・冬・無季の順にまとめています。

🌸 春の短歌

短歌季節解説
梅のはな 枝にしらじら 咲きそむる つめたき春と なりにけるかな 解説ページへ
東風吹くや 空にむらだつ 白雲の 今朝のしげきに 雲雀なくなり 解説ページへ
春寒き みそらの星の しめらへる この東明を 風吹き立ちぬ 解説ページへ
春のそら それとも見えぬ 太陽の かげのほとりの うす雲のむれ 解説ページへ
春の日の ひかりのなかに つぎつぎに 散りまふ桜 かがやきて散る 解説ページへ

🌻 夏の短歌

短歌季節解説
風わたる 見よ初夏の あを空を 青葉がうへを やよ恋人よ 解説ページへ
椎のはな 栗の木の花 はつ夏の 木の花めづる ひとのほつれ毛 解説ページへ
樹々の間に 白雲見ゆる 梅雨晴の 照る日の庭に 妻は花植う 解説ページへ
雲まよふ 山の麓の しづけさを したひて旅に 出でぬ水無月 解説ページへ
月の夜半 酔ざめの身の とぼとぼと あゆめる街の 夏の木の影 解説ページへ

🍁 秋の短歌

短歌季節解説
秋風の ゆふべのそらに ひともとの けやきの梢 吹かれて立てり 解説ページへ
たけたかき ダリアの園に ほそほそと 吹く秋風は 雨の如しも 解説ページへ
風もなき 秋の日一葉 また一葉 おつる木の葉の うらまるるかな 解説ページへ
藍色の 風のかたまり 樹によどみ 郊外の秋 ふかみたるかな 解説ページへ
すがれつつ 落ちゆく秋の 木の葉より いたましいかな われの言葉は 解説ページへ

❄ 冬の短歌

短歌季節解説
ひとしきり あはく雪ふり 月照りぬ 水のほとりの 落葉の木立 解説ページへ
冬枯の 黄なる草山 ひとりゆく うしろ姿を 見むひともなし 解説ページへ
ものおもひ 断ゆれば黄なる 落葉の 峡のおくより 水のきこゆる 解説ページへ
雪ふれり 暗きこころの 片かはに ひのあかりさし ものうきゆふべ 解説ページへ
星あをく ながれて闇に かげひきぬ わがふところ手 さむし街路ゆく 解説ページへ

関連ページ・一覧リンク集

※本ページにはGoogle AdSense広告が含まれています。

☕ ことばあそびの詩唄を応援中

📖 俳句ランキング
にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
📖 短歌ランキング
にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
📚 日々のことばを綴った詩日記、
「詩小径」をのぞいてみませんか?
そっと置かれた俳句と短歌が、あなたを待っています。